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2025年11月29日土曜日

DJI Osmo360 対 Insta360 X5 比較 — 360度 車載カメラで名古屋ドライブ

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360度カメラを車載用途に特化して比較しました。栄、名古屋駅、名古屋城周辺のそれぞれ昼・夜の計6パターンで撮影し、画質傾向や実用面での違いを整理しています。どちらを買うべきか迷っている方、車内で手軽に360撮影を行いたい方に向けた実践的な観点でまとめています。

比較した環境と撮影の前提

同じルートを昼夜で走行。編集や画像処理を最小限に設定したモードで撮影しています。カメラはダッシュボードに並べて設置し、内側のフロントガラスやダッシュボードの反射も比較対象に含めています。

栄エリア(昼) — 明るさと立体感の違い

まず昼間の栄。道路標識や建物の立体感、ホワイトバランス、窓ガラスの反射の出方が主要な比較ポイントです。

Osmo360による栄エリア昼間の車載ショット、明るい青空と遠景のビルが鮮明に見える

Osmo360(昼):空や遠景が明るく、肉眼に近い見え方。道路標識や建物の細部がしっかり出るため、視認性は高い印象です。レンズフレアは柔らかく広がる傾向があります。

Insta360 X5で撮影した昼の市街地、左側のビルの窓や壁のラインがはっきり見える車載映像

Insta360 X5(昼):全体的にやや暗めだが、建物の窓枠や壁ラインをより明瞭に描写し、立体感が強く出ます。エッジのコントラストが保持されるため、建築物が“浮き上がる”ような表現になります。

比較のポイント:

  • 視認性(標識や文字)はOsmo360が有利。
  • 立体感や影の深さはInsta360 X5が優れる。
  • ダッシュボードの模様やガラスの汚れは、直射日光下で目立ちやすく、撮影前に内側の拭き取りが効果的。

栄エリア(夜) — 光のにじみ方とハイライト処理

夜の街灯が強くにじんでいる車載360映像、Osmo360のハイライト挙動を示す写真

Osmo360(夜):街灯やヘッドライトの明るさが強く、にじみや光の飛び方が派手。看板の白飛びが出やすい一方で、夜景としての華やかさは出ます。

Insta360 X5で撮影した夜の名古屋市街地の車載映像、中央に走行車線と両側の高層ビルが見える

Insta360 X5(夜):シャドウが強く出るため建物の立体感が際立ち、白飛びが比較的抑えられます。車が停止している場面では反射も少なく、細部の視認性が保たれました。

比較のポイント:

  • 光源のにじみ方はカメラ毎の処理特性が出る。Osmo360は拡散的、Insta360 X5はやや線状に伸びる傾向。
  • 夜間でも標識の可読性はOsmo360に分があるが、建物の奥行き表現はX5に軍配。

名古屋駅周辺(昼) — 高層建築とコントラストの表現

名古屋駅周辺の歩道橋と左右に立ち並ぶガラス張り高層ビル、Osmo360で撮影した昼間のクリアな写真

Osmo360(昼):空や雲の描写、駅舎の明暗差の表現が細かく、遠景の建物や標示の読みやすさが魅力です。全体的に視覚的インパクトが強い映像になりました。

Insta360 X5で撮影した名古屋駅周辺の昼間の車載ショット、中央の歩道橋と左右に並ぶガラス張り高層ビルがはっきり写る

Insta360 X5(昼):建物の格子状の陰影や樹木の奥行きがよく出ます。やや暗めの露出で“濃度”を感じさせる描写です。

比較のポイント:

  • 文字や細かい標識の読みやすさはOsmo360が優れる。
  • 樹木の葉の描写や建物の陰影で奥行きを出したいならInsta360 X5が好ましい。
  • 撮影モードを切り替えればさらに最適化できる余地あり。ただし今回は誰でも簡単に撮れる設定に限定しています。

名古屋駅周辺(夜) — 看板の白飛びと左右の建物描写

Osmo360で撮影した名古屋駅前の夜間車載ショット、歩道橋の青い案内標識と街灯の白飛びが確認できる

Osmo360(夜):ヘッドライトや街灯の明るさが際立ち、遠景のタワーなども華やかに写ります。白飛びしやすい看板がある点は注意。

夜の車載映像、両側に高層ビルが並び道路の奥行きがよく分かるInsta360 X5のショット

Insta360 X5(夜):建物の両側をしっかりと捉え、空間の深さが伝わる映像。全体的に抑えた露出で夜景の質感を残します。

名古屋城周辺(昼・夜) — 暗所での描写と自然の表現

DJI Osmo360で撮影した名古屋城周辺の昼景、広い青空と遠景の木立が中央に見える車載写真

Osmo360(昼):遠景の城や市役所の存在感は十分に出ますが、樹木の細部はややフラットに写る場面がありました。

Insta360 X5で撮影した名古屋城周辺の昼景、歩道橋越しに紅葉した木々と右手の建物が鮮明に写る

Insta360 X5(昼):紅葉し始めた木々や自然のテクスチャを綺麗に出すため、自然描写に強みがあります。建物との対比でより立体的に見えます。

DJI Osmo 360で撮影した名古屋城周辺の夜景。遠方にライトアップされた城が見える車載映像。トラックと道路の前景あり。

Osmo360(夜):夜間でも城のライトアップを明るく表示。暗闇での視認性は高いが、実際の肉眼より明るめに見えることがあります。

Insta360 X5で撮影した夜の車載映像、両側の樹木と街灯が作る奥行き感のある通りの風景

Insta360 X5(夜):暗所では若干ノイズ感や描写の不足を感じる場面もありましたが、城のディテールを深く捉えたショットもあり、総じて奥行き感が強いです。

実用的なポイントと撮影のコツ

  • ガラスの扱い:内側のフロントガラスは事前に軽く拭く。直射日光下では外側の汚れも目立つため注意。
  • ダッシュボードの反射:Osmo360は反射が目立ちやすい。設置角度やダッシュボードの色・模様を意識して配置する。
  • 撮影モード:場面に応じて処理量を調整すると良い。今回は処理を抑えたモードで比較しましたが、モード切替で劇的に印象が変わることがあります。
  • 設置と熱対策:Osmo360は起動が早く軽量で取り付けも簡単だが、車内で長時間使用するとオーバーヒートしやすい。直射日光や高温時は冷却対策を検討する。
  • 用途に合わせて選ぶ:文字や標識の可読性重視ならOsmo360、建物の立体感や自然描写・深みを重視するならInsta360 X5。

結論とおすすめ

どちらが「絶対に良い」とは言えません。既に機材を持っているなら、使い慣れた方を活用するのが実用的です。これから新しく買うなら、次のように考えると選びやすいでしょう。

  • 初めて購入するなら:DJI Osmo360。価格が手頃で起動が速く、軽量で取り付けも簡単。車載で手軽に360動画を始めたい人向け。ただし車内でのオーバーヒートには注意。
  • 映像の奥行き・立体感を重視するなら:Insta360 X5。建物や自然の陰影表現が得意で、深みのある映像が欲しい場面に適する。

用途と優先したい画作りを基準に選べば失敗は少ないはずです。撮影時は設置角度、ガラスの状態、周囲の光源に気を配ると画質が大きく改善します。

最後に

車載360撮影は手軽に街並みやドライブの記録を残せる一方で、反射や白飛び、熱問題など現場での工夫が結果を左右します。機材の特性を理解して、シーンごとに使い分けるのがおすすめです。

2025年11月11日火曜日

ミニクーパーE 納車1年の正直な感想(後編) — MINI COOPER E / BEVレビュー

ミニクーパーE 納車1年の正直な感想(後編) — MINI COOPER E / BEVレビュー


こんにちは、EVおでかけです。納車からちょうど1年、総走行距離約13,000kmを走ったミニクーパーE(BEV)の率直な感想を後編としてまとめます。

日常で感じた航続距離の実際、荷室や収納の使い勝手、デジタルキーの便利さ、後席の取り回し、充電設備での実体験など、細かいポイントを忖度なくお伝えします。




  • 航続可能距離(実測)
  • 荷室サイズと積載の実際
  • 車内の収納事情
  • デジタルキープラス(スマホキー)の運用感
  • ワイパーとデジタルインナーミラー
  • 後部座席へのアクセスと注意点
  • カーテシライト(足元ライト)の魅力
  • 充電設備で感じた課題
  • まとめと総評


航続可能距離(実測)

過去1年間の実際のデータを平均すると、充電100%で約290km走れることがわかりました。ただし、目的地到着時に30km程度の余裕を見ておきたいので、実際に「安心して出かけられる距離」は約260km程度が目安です。

名古屋から出発する場合の目安範囲(片道260km想定)は、東は静岡・富士市、内陸は長野、北は金沢、南は三重・熊野あたり。

名古屋から


東京から



大阪から


東京や大阪の都心発でも同様に片道で行ける範囲は限定的ですが、日帰り〜一泊の範囲では十分使えます。ただしガソリン車と比べるとおおよそ航続距離は半分程度だと考えるのが分かりやすいです。



荷室サイズと積載の実際

ミニクーパーのボディはコンパクトですが、後席を倒すと意外と広い荷室が確保できます。

小型の折りたたみ自転車(映像ではブロンプトン)を2台と車載用冷蔵庫を積んでも、まだバッグや買い物袋が載せられる余裕があります。折りたたみ自転車は高さと奥行きが約60cm、幅は1台で約35cmなので、2台並べて約70cm。他にも高さ方向の余裕があり、実用的です。



ちょっとしたキャンプや持ち込みバーベキュー、スーツケースを2つ積んでの数日旅行くらいなら特に不便は感じません。


車内の収納事情

正直に言うと、収納はほぼグローブボックス中心で、最近の国産車に比べると物足りません。ドアポケットはありますが、ステンレスボトルやペットボトルは横にしないと入らないサイズ感。センターコンソールや肘掛けボックスなどの実用的な収納はクーパーEにはほとんどありません。



輸入車だと発煙筒ホルダー等が用意されていないことが多く、簡易的なスポンジホルダーが付いていてさらに収納が減ります。

SEグレードについている可愛らしい収納ボックスですが、オプションでも良いのでEでも選べるようにしてほしいと感じました。仕方なく無印で買ったゴミ箱を黒く加工して代替収納として使っています。


デジタルキープラス(スマホキー)の運用感

iPhoneを使ったデジタルキープラスの運用は非常に快適です。車に近づくだけでロック解除、離れれば自動ロック、バッグやポケットに入れたままでもエンジン(電源)をオンにできるなど、日常のストレスが減ります。



普段は物理キーを持ち歩かず、スマホキーだけで運用しています。これまでトラブルは一度もありませんが、唯一の惜しい点は「右後ろの尻ポケット」に入れたままだと車の電源をオンにできないこと。どうやら車内でキーを検知するエリアより少し外れているようで、膝の上あたりまで移動させると検知してくれます。

念のためカードキーは携帯していますが、実際にカードキーに頼った場面は今のところありません。




ワイパーとデジタルインナーミラー

ミニクーパーにはリアワイパーが付いているので、市販のデジタルインナーミラーを後付けしてもリア映像が綺麗に表示されます。リアカメラを上側に配置すれば日差しで雨が当たりにくく、映像が見やすいですね。



一方でフロントのオートワイパーは個人的に相性が良くなく、タイミングが合わないことが多くてあまり使っていません(個人の感想です)。


後部座席へのアクセスと注意点

後席に乗り込むときは、前席の肩にあるループバンドを引っ張る「ワンアクション」でシートが前に倒れる設計です。ループの見た目は可愛いのですが、実際は引っ張る向きに癖があり、慣れるまでは重く感じることが多いです。運転席側と助手席側で引く腕の向きが変わるため、初見の人は操作に戸惑うことがあります。



代車で借りた一般的なガソリン車は樹脂の取っ手で軽く操作できたので、個人的には樹脂取っ手の方が使いやすかったと感じます。

また、後席の足元に紙袋やドリンクを置くと、前席を大きく下げたときに中のドリンクが飛び出す危険があるので注意が必要です。フラペチーノが飛びち~の。。。


カーテシライト(足元ライト)の魅力

夜間、駐車場に戻ったときに足元を照らすカーテシライトがカッコいいです。ドアを開けると地面を明るく照らしてくれるので暗い駐車場でも安心感があります。購入してから1年以上経ちますが、夜に帰ってくると今でも「いいな」と感じる装備です。




充電設備に関する実体験と課題

大型ショッピングモールなどに行くと、充電設備の場所が分かりにくいことがまだまだ多いと感じました。

立体駐車場に入ったものの充電設備の場所がわからず、警備員さんに教えてもらい一度出て別の入口から入り直す羽目に。後続車がいるとバックで戻れないため、結果的にぐるっと回って再入場する必要がありました。



充電インフラの案内表示や導線は、まだ改善の余地が大きいと感じます。


まとめと総評

ミニクーパーEはコンパクトながら積載の工夫次第で日帰りや数日旅行も対応できる懐の深さがあり、スマホキーの快適さや夜のカーテシライトなど日常の満足度は高いです。一方で運転支援機能が無い点や車内収納の少なさ、後席のアクセス性といった改善してほしい点もあります。

総合的にはMINIブランドのBEVとしておすすめできる一台ですが、用途や期待値によって評価は変わります。航続距離や収納を重視する人は試乗や実車確認を強くおすすめします。



最後に

ここまでお読みいただきありがとうございました。

実際に1年・13,000kmを乗って感じた「良いところ」「惜しいところ」を正直にまとめました。参考になれば嬉しいです。




ミニクーパーE 納車1年 正直な感想(前編)— 1年間の電費・燃費情報と実走レビュー


2025年10月4日土曜日

ミニクーパーE 納車1年 正直な感想(前編)— 1年間の電費・燃費情報と実走レビュー

 

ミニクーパーE 納車1年 正直な感想(前編)— 1年間の電費・燃費情報と実走レビュー

こんにちは、EVおでかけです。ミニクーパーEを納車してちょうど1年になったので、前編として正直な感想をまとめました。この記事では乗り心地、取り回し、1年分の電費記録、内装装備、ワンペダル操作感など、実際に乗って感じたポイントを率直にお伝えします。


この記事の目次

  • Insta360 x4/x5 比較(映像)
  • 乗り心地とサスペンション
  • 電費(燃費)について:12か月の実測結果
  • 取り回しの良さと車体サイズ
  • 視界・駐車で気になった点
  • 有機ELセンターディスプレイとARナビ
  • 加速性とワンペダルの使い勝手
  • シートについて(選び方の重要性)
  • まとめ(前編の総括)


乗り心地とサスペンション


山道やタイトなワインディングを走ると、このミニはハンドリングがとても気持ち良いです。ステアリングに対する応答が正確で安心感があり、高速道路の直進安定性も良好で長距離でも疲れにくい印象。ただしサスペンションはかなり固めです。これは好みが分かれる部分で、私が借りたガソリンモデルのCOOPER CやエースマンのJohn Cooper Worksもほぼ同等の硬さだったので、MINIらしい伝統的なセッティングだと感じました。



電費(燃費)について:12か月の実測結果

MINIのスマホアプリで月ごとの電力消費が見られるため、納車からちょうど1年分を集計しました。季節やエアコン・ヒーター使用の影響がはっきり出ています。

  • 夏(7〜9月): エアコンを多用するため約 7 km/kWh
  • 秋(10〜11月): 気候が良くて 8 km/kWh 以上
  • 冬(12〜1月): ヒーター使用で約 6.5 km/kWh
  • 早春(2〜3月): 比較的暖かくなり 7.8 km/kWh
  • 春(4〜5月): ベストで 8.5 km/kWh 以上


季節ごとの充電100%での航続距離は次の通りです。

  • 春:約 340 km
  • 夏:約 280 km
  • 秋:約 320 km
  • 冬:約 260 km

まとめると、春と秋は概ね 8 km/kWh 以上、夏は約 7 km/kWh、冬は約 6.5 km/kWh と、空調による消費差が大きいのがはっきり出ていますね。



取り回しの良さと車体サイズ


車幅は 1755 mm、全長は 3,860 mm。最近の車が大型化する中、ミニはコンパクトさをよく保っており、狭い山道やタイトな駐車場でも取り回しやすいです。対向車が来たときも「リバースアシスト(自動で舵を切ってバックする機能)」があるため、スムーズに譲ることができます。

地方の観光地やちょっと以前に造成したような住宅地など、急な坂でもEVならではの太いトルクで静かにゆっくり登って行けます。



視界・駐車で気になった点

運転していて感じるネガティブな点は視界関係です。フロントウィンドウとサイドウィンドウが縦に狭く、シートを低めにしている影響で車両感覚をつかみにくい場面があります。特に駐車時に顕著で、納車前は「小さいから駐車は楽だろう」と思っていましたが、私のクーパーEには360度カメラが標準装備されておらず、カメラに頼り切っている身としては少し苦労しました。

また、後方ミラーとセンタースクリーンの間隔が約 10cm しかなく、ルームミラーの位置が低めで見づらいこともあります。自分以外の人も頻繁に運転する場合は、シート調整が楽な電動シートのオプションを検討したほうが良いです。



有機ELセンターディスプレイとARナビ


内装で特に気に入っているのが有機ELのセンタースクリーン。画質は驚くほど綺麗で、標準装備のAR(拡張現実)ナビは交差点や複雑な曲がり角で非常に役立ちます。視認性・操作感ともに満足度高めです。



加速性とワンペダルの使い勝手

電気自動車らしく、加速は滑らかで静か。合流や車線変更したいタイミングで気持ちよく加速でき、信号待ちからのスタートも静かで“急発進の恥ずかしさ”がありません(笑)。


ワンペダルの制御は非常に良くできており、ほとんどブレーキを使わずに停止できます。これまでに試乗した数台の中でも「完全停止の精度」は1、2位を争うレベル。結果としてブレーキダストが出にくく、ホイールの汚れやブレーキパッドの摩耗もほとんど見られないと整備で言われました。アクセル・ブレーキの感覚は個人的に満点の 100点 です。



シートについて(選び方の重要性)


シート自体の品質は大変良く気に入っていますが、シート形状が私には合わず、厚めのクッションを入れるたりと少し苦労しました。別に借りたAcemanのJohn Cooper Worksは長時間乗ってもまったく疲れず快適だったので、同じブランドでもシート形状や設定で大きく印象が変わります。

腰痛持ちの方や長距離をよく走る方は、自分に合ったシートを試してから選ぶのが大事です。高価なグレードだから良いとは限りません。自分に合う座面・サポートが一番です。



まとめ(前編の総括)


ミニクーパーEに乗って1年。全体としては「運転が楽しく、日常使いにちょうど良いEV」という印象です。サスペンションの硬さや視界・駐車のやりにくさといった短所はあるものの、ワンペダルの精度、スムーズな加速、取り回しの良さ、有機ELディスプレイの見やすさなど長所が光ります。

ワンペダルで完全停止する車を検討されている方に、MINIブランドのBEVはおすすめです。

今回は前編としてここまで。興味があればぜひ続編もお読みください。


最後に:これは私(EVおでかけ)の率直な1年レビューです。参考になれば嬉しいです。それでは、また次回の投稿でお会いしましょう。






2025年7月19日土曜日

大阪関西万博II null2編 オフィシャルストア まちぼうけミャクミャク/ 大丸松坂屋 丸善ジュンク堂 近鉄 JR西日本 / EXPO2025 ヌルヌル 落合陽一

今回は、前回の大阪関西万博ガンダム編に続き、null2編です。


この日は午後から雨が降ってきました。雨の時は屋外の3Dスキャンは中止しているようですね。


おぉ!ぬるぬるしてますねぇ。

予約時間まで、まだちょっとありますので少し時間を戻します。


ガンダム近くの西ゲート側にもミャクミャクがいて、こちらも大人気です。


振り向いてみると、修学旅行や社会科見学と思われる子供たちでいっぱいですね。



アトムが見守っています。


あと少しで10時50分になります。null2の予約時間13時35分まで、まだ少し余裕がありますので、東ゲートのマーケットプレイスに向かいます。


こうしてみると大屋根リングの木の組み合わせもすごいですね。迫力があります。


せっかくなので大屋根リングの上に登って、ぐるっと回ってみたいと思います。

ベルギー館です。レストランのビールでも人気みたいですね。


大屋根リングへは、要所要所に設置されているエスカレーターで登ることができます。もちろんエレベーターもあります。


イタリア館の入場もどんどん進んでますね。



急に警備が厳しいエリアがありますね。どなたか要人が来られるのかもしれません。

先を急ぎましょう。

公式グッズが買えるショップは西ゲート側にもありますが、運営している企業が異なるので 売っているものがかなり違います。まずは売り切れる前に、東ゲート側の大丸松坂屋ショップでしか売っていない1つ500円の海洋堂のカプセルフィギュアへ向かいます。


下に降りられるエスカレーターが見えてきましたが、子供たちで大行列です。

混雑を避けたいのなら、修学旅行や社会科見学が多い時期を外すのも手ですね。 次の狙い目は8月17日(日曜日)かな。


ここはスルーして、もう少し先まで大屋根リングの上を歩くことにします。

せっかくです。一番上まで登ってみましょう。

ここが、夜になると噴水ショーが行われるウォータープラザです。1回目 19時30分の予約が取れていますので 暗くなるのが楽しみです。


ただ、ショーは予約がなくても十分楽しめるそうですので、他のパビリオンの抽選に申し込むのをお勧めしておきます。

おっと、null2が見えてますね。場所がわかったので登ってよかった。


さらに上に登ってみます。

だいぶ高いところまで来ました。この辺りが頂点ですね。


大阪湾が見渡せます。キレイ・・・というわけにはいきませんでしたが、天気が良ければ良い眺めなのでしょうか。

遠くに見えている高層ビルは、あべのハルカスのようです。リングから直線で12kmくらいありますので、その大きさがうかがい知れます。


まだリングの半分も来てません。会場自体はリングの外にもありますので、万博会場がとてつもなく広いことがお分かりいただけるかと思います。

昼間は毎正時に5分間の噴水ショーがあります。ちょうど始まったみたいですね。ということは11時です。


ショーの途中ですが、カプセルフィギュアは 早ければ午前中で売り切れることもあるらしいので急ぎましょう。

少し時間を進めて、マーケットプレイスの店舗内へ移動します。

この、のれんが掛かっている和風ショップの方が大丸松坂屋です。隣の丸善ジュンク堂のショップと比べると比較的空いています。


うわ、見事に売り切れてます。


最新の情報では、朝に万博会場に入場してすぐに並ばないと売り切れることもあるようです。


まだ午前中ですので、荷物にならない文具やアクセサリーなど、小物売り場に人が集中していますね。


こちらは隣の丸善ジュンク堂ショップです。こんな感じで店舗限定の商品がたくさんあるので、結局は東西4店舗を全て回ることになります。


こちらの方が店は広々としていますが、どの売り場もすごい人です。

みんなグッズやお土産は大好きですから、もっと店舗を大きく設計するべきでしたね。夕方の帰り際だと、えらいことになりそうです。


では時間を戻します。

予報より早く振り出した小雨でしたが、午後になって強くなってきました。


おぉ、ぬるぬるしてますね。null2の予約時間 13時35分になりました。とても人気のパビリオンらしいので楽しみです。

入りました。映像はネタバレにならない程度にしておきます。


このパビリオンは 専用アプリを入れることで、より楽しめるそうで、入場直後はスマホの操作で忙しそうです。

床のぬるぬる感がすごいですね。このように映像は大変凝っています。狭い空間を最大限に生かす工夫が面白いです。


満点の星空のようです。映像はこのくらいにしておきます。肝心な部分はカットしてますので、ネタバレにはなっていないです。お楽しみに。


映像だけだとチームラボと比べそうですが、null2の意味を理解すると心に残るものが違いますね。良かったです。

null2の所要時間は外観撮影を含めると50分くらいですね。


もうすぐ14時半です。とりあえずパビリオンの目的は果たしました。あとはお土産だけです。

西ゲートのマーケットプレイスに向かっています。西ゲート側はJR西日本と近鉄が運営しています。何か目ぼしいものが見つかるといいですね。

こんな具合に屋台のベンチには、ほとんど屋根がないので、雨で濡れたベンチでも座れるようにレジャーシートがあると助かります。


この柱はミストが出ている「いのちパーク」ですね。暑い今頃は大活躍でしょうか。


「SPY x FAMILY」のフードトラックがありますね。ポップコーン1500円、ドリンク1000円、 バーガー2000円ですか。なかなかです。


万博会場のプライスとしては一般的な値段ですね。だいたい通常の2倍程度だと思っておくと驚かないです。

食べ物ついでに、お昼は大屋根リング下のベンチで、コンビニおにぎりと菓子パンで簡単に済ませました。

ベンチが埋まってくるとレジャーシートを床に敷いて食べているファミリーや学生さんもたくさんいました。迷っている方がいたら全然平気でしたよ。

その並んで食べる時間をパビリオンに回してもいいですね。

これが大屋根リングに登れるエレベーターです。おそらく、わざと目立たない位置に設置してますね。


遮断機が降りてますね。すごい人混みです。要人を乗せていると思われる車が通過しています。


近鉄のショップに到着しました。ここに来るまでに、間違えてリングサイドマーケットプレイスに行ってしまったので、だいぶ時間が経ってしまいました。16時40分です。


帰る時間が近づいているのでしょうか、だいぶ混んできましたね。

ガンダムグッズもあるのか。


お隣のJR西日本ショップも行ってみます。こちらもオリジナル商品が悩ましいなぁ。


おぉ!まちぼうけがあるじゃん。海洋堂フィギュアより嬉しい。


すごい人混みと、あまりに多い品揃えで周辺のお店だけで1時間以上いたので、もう17時50分です。かなり疲れました。


雨もひどくなってきたので、噴水ショーはキャンセルして帰ることにしました。まだここから 正反対の東ゲートまで歩かなければなりません。

この後、荷物が多すぎて撮影を断念したので映像がありませんが、帰りはそれほど混雑していませんでした。


ほぼホームまで列が止まることもなく、18時30分ごろの地下鉄に座って乗れました。

まちぼうけミャクミャク獲ったどー!


今日はここまで。これからEVでおでかけです。ちょっとそこまで。


万歩計は28000歩でしたよ。