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2025年5月16日金曜日

紀伊半島をぐるっと一周 後編「パンダ 白浜アドベンチャーワールドと日本のウユニ湖とアマルフィ」/ BMW i4 電気自動車でドライブ

EVおでかけです。

今回は紀伊半島の西部、和歌山県白浜町と和歌山市周辺です。

和歌山県串本町



バッテリー残量が26%、走行可能距離130kmと心もとない状態になってきたので、充電設備が整っていそうな白浜町方面に向かいます。


ちょうど目の前の線路を、白浜町にあるアドベンチャーワールドのラッピングを施した「パンダくろしお」が通過していきます。


標識によると、白浜までは74kmあるようです。到着した頃には、残りの走行可能距離が60kmくらいになっている計算です。結構ドキドキです。


左には橋杭岩が、ずっと奥には串本大橋が見えています。

充電計画がずれ込んだので、串本海中公園に寄る予定でしたが、今回はスルーすることにしました。


高速道路に乗るまでは、たまに海岸沿いを走ることができ、良い眺めです。幸いなことに2日目も天気が良く、とても気持ちよいです。


前編の最初、串本大橋とループ橋のドローン映像はこの日の早朝に撮影したものです。
なかなか綺麗な映像が撮れていますので、ご覧になっていない方は前編をよろしくお願いします。

南紀白浜町



白浜に到着しました。不測の事態に備えて、まずは急速充電に向かいます。

目的地のファミリーマートが見えてきました。少しほっとしています。ですが、まだ安心できません。


お昼時ですので、時間帯的に充電されている可能性は少ないと思いますが…やったー、あいてる!


これまでの経緯から故障しているかもという不安は拭えません。稼働していました!これでやっと充電できます。


バッテリー残量は16%、走行可能距離は70kmです。


ほぼMAXの48kW出ています。30分間で30%分充電できました。46%、走行可能距離は240kmになり、もう安心です。




アドベンチャーワールド


次はパンダがたくさんいるらしいアドベンチャーワールドへ向かいます。ここを右折すると、アドベンチャーワールドがあるようです。


このスパイダーマンと鉄人28号は、後で調べたら貸別荘の受付だそうです。


アドベンチャーワールドの入り口が見えてきました。おお、セグウェイですね。久しぶりに見ました。


駐車料金は1,200円のようです。結構します。


思ってたより広くて立派な駐車場です。充電設備もありそうです。場所を聞けばよかった。


特に急いでいませんので、適当にこの辺りで曲がってみます。平日のお昼過ぎですが、結構びっしり停まっています。


右に行くと出口方向のようです。やった、ありました!


低速充電が9台分です。この様子だと、土日はすべて埋まってそうですね。


テスラのロゴが入ってますね。このタイプの低速充電器は初めて見ました。


駐車した枠にはアウディのe-tronのロゴが入っています。


8kW出ていますね。長時間滞在する施設に低速の無料充電があるのは大変ありがたいです。


入場料はここ数年でどんどん値上がりしているらしく、大人5,300円でした。なかなかの金額です。

さて、ここに何しに来たかと言いますと…もちろんカメです!


またカメかよ、と思われたあなた、前編を見てくださりありがとうございます。


でもアドベンチャーワールドといえばパンダですよね。入り口近くの「PANDA LOVE」というコーナーにいるようです。


遠くからでもすごい人だかりなのですぐに場所が分かります。

上野動物園では永遠にパンダのお尻しか見られなかったので、ここでは正面が見たいところです。


おお、早速いました。もぐもぐタイムですね。ナイスタイミングです。

こうしてみると、可愛いもんですね。ずっと見ていられます。


主食は竹や笹になりますが、パンダはえり好みが激しいらしいです。ただ、旨味を感じる遺伝子がないそうで、味で選んでいるわけではなさそうです。嗅覚は良いそうで、匂いや食べやすさで選別しているのかもしれません。

おお、動き出しました。


上からはずっとミストが流れてきています。本来は標高の高い山岳地帯の森林で暮らしているらしく、湿気の多い環境が適しているようです。


何やら見つけたようです。これはニンジンでしょうか。ちゃんと手に持って食べるんですね。
もう一つ見つけたようです。


後ほど分かったのですが、この日はパンダの誕生日だったらしく、平日にもかかわらず混んでいたようです。より近くで見たい人がたくさんいたので、早々に交代します。


あちこち歩き回ってやっとカメのコーナーを見つけました。ただ、この小さいインドホシガメしか見つけられませんでした。


すみません、こんな映像しかないのですが、おそらく鳥インフルエンザ対策で「鳥の楽園」が閉鎖されていたので、カメもそこにいたのではないかと思います。いやあ、実に残念です。


その後、閉園時間までいろいろと楽しめました。1日では回りきれないくらい盛りだくさんでした。


充電時間は3時間40分。35%充電でき、走行可能距離は383km。


昼間のファミリーマートでの急速1回分と同じくらい充電できていますので、そう考えると駐車料金はタダみたいなもんです。ありがたいですね。


クリスタルエグゼ南紀白浜II



日が暮れてきました。ホテルに向かいます。今日のホテルはすぐ近くの「クリスタルエグゼ南紀白浜II」です。


おお、充電でお世話になったファミリーマートですね。つづく椰子の木が南国気分を演出しています。

ホテルが見えてきました。


このホテルはリゾート型のコンドミニアムで、全室にキッチンや調理器具が用意されています。また、すべての部屋がスイートルームだそうで、とても広々としています。

夜間だとかなり分かりにくいですが、この建物のすぐ手前に第1駐車場の入り口があります。


無事にホテルに到着しました。


本日の走行距離は約90km。バッテリー残量は79%、走行可能距離は369km。これだけ残っていれば、明日は充電しなくても良さそうです。



ホテルのバルコニーからの眺めです。白浜が見えています。

とても綺麗で、部屋の設備が整っていて居心地の良いホテルでした。値段もお値打ちですのでおすすめです。


選べる夕食の手巻き寿司とうどんのセットも豪華で大満足でした。


うどんのつゆがすごく美味しくて気に入り、チェックアウトのときにフロントでお聞きしたら、買えるお店をメモ書きして渡してくださいました。こういうのって耳で聞いただけでは忘れてしまうんですよね。


丁寧に教えていただき、ありがとうございました。次回もここに泊まりたいですね。



千畳敷

最初の目的地、千畳敷へ向かいます。


到着しました。もうこの時点でいい景色です。


千畳敷は国の名勝に指定されています。1500万年前に蓄積された砂でできています。


強い圧力で固められた砂ですので、岩としては柔らかく、この板が重なったような地形は、打ち寄せる波の侵食で作られた形です。


先端の波打ち際は近くまで降りて来ました。


この日もなかなかの風でしたが、この辺りは風が強いことが多いらしく、台風中継に使われることもあるそうです。


滞在時間を15分くらい予定していたのですが、結局2倍の30分以上いました。子どもたちも走り回っていて、軽いアスレチック気分で、思っていたより楽しいところでした。


今回は朝に訪れていますが、夕日の美しさが絶景らしく、夕方に来るのも良いですね。


とれとれ市場

次の目的地、海鮮マーケットの「とれとれ市場」に向かいます。土曜日のお昼前ですので混んでいるかもしれません。


とれとれ市場は西日本最大級の海鮮マーケットで、駐車場も店舗もかなり広いです。中には20店舗以上のお店があり、マグロの解体など実演コーナーも充実しています。がっつりする水産加工品もたくさんあるので、お土産にもできます。


駐車場もだいぶ混んでますね。観光バスも何台か見かけました。


海鮮を楽しめる飲食店もたくさんあって、お昼にはテイクアウトに行列ができており、座って食べる場所もないくらい大混雑していました。中もすごい人で撮影を断念しましたが、この地方のお土産はほとんどここで買えるのではないでしょうか。


お土産をたくさん買って、次の目的地「湯浅醤油 丸新本家 田辺店」に向かいます。



湯浅醤油 丸新本家

陶器市もあったみたいですね。盛況でした。


湯浅醤油本家は、ホテル(クリスタルエグゼ南紀白浜II)のフロントで教えていただいた、うどんつゆが売っているお店です。


この「柚子梅つゆ」というのが、そのうどんのつゆだそうです。


なるほど、梅と柚がブレンドされているので、一瞬では分からない複雑な味を作り出しているんですね。


他にもたくさんの種類がありましたが、刺身や肉に合うという「むらさき」を買いました。買って大正解。大変重宝しています。


次の目的地、「ウユニ塩湖のような映える写真が撮れる」という天神崎へ向かいます。


天神崎

近くの「目良(めら)漁港」まで来ました。ナビでは道が分かりにくかったので、漁港から天神崎の駐車場まで詳しく書きます。


第2駐車場はバス専用のようで閉鎖されています。


第1駐車場へは、ここを右へ曲がります。


この先はかなり狭くなっており、すれ違いできない区間が少しあります。

おっと、来ちゃいましたね。


こんな時はBMWの後退アシスト機能を使えば、自動的にバックしてくれますので、すれ違いできない区間もそれほど苦になりません。

おお、また来ました。それほど頻繁に車が行き来している道ではありませんので、ちょっとタイミングが悪かったです。


第1駐車場に到着しました。ここならお手洗いもあります。


駐車場を出て左に向かうと、すぐ右手に防波堤の橋があるのですが、そちらではありません。このまま道なりにまっすぐ300mくらい進みます。

おお、それっぽい場所が見えてきましたね。もう少し進むと、下に降りられる場所があります。

歩くと沈んで靴が濡れそうですが、実際には水はけの良い岩場なので、沈んだり濡れたりすることはありません。


撮影できるタイミングですが、引き潮で水位が150cmくらいが良いようです。タイミングには30分ほど遅かった感じです。


車が止まっている辺りにガードレールの切れ目と、下に降りられるスロープがあります。降りて、島の方に向かってみます。



鳥を撮影しているうちに、すっかり映えスポットの撮影を忘れていました。

うん、まあこんな感じです。


対向車が来ないことを祈って、次の目的地「日本のアマルフィ」雑賀崎漁港へ向かいます。

来ませんでしたね。まあタイミングってこんなもんです。



雑賀崎漁港

雑賀崎漁港が近づいてきました。暗くなる前に間に合うでしょうか。

すでに正面に街並みが見えてきています。


雑賀といえば、「雑賀孫一」を思い起こさせますが、かつては1本釣り漁法を編み出して栄えたそうです。

「日本のアマルフィ」と言われ、美しい街並みを静かにずっと眺められて、来てよかったなと思えるところでした。


だいぶ日も落ちてきました。ホテルへ向かいます。今日のホテルは「ホテルルートイン紀の川」です。


駐車場から雑賀崎漁港へ歩く途中、この奥大橋から見る街並みもとても綺麗でした。録画ボタンを押してなかったので、映像がありません。すみません。



ホテルルートイン紀の川

ホテルが見えてきました。

本日の走行距離は約150km。バッテリー残量は53%、走行可能距離は222km。


おお、やった!低速充電がある!これで朝まで充電すれば、出発時には満充電です。

あれ?なんかテープが巻いてあるような… どうやら故障中のようです。


また故障中の張り紙かよ…と思われたあなた、前編を見てくださりありがとうございます。


それでは、また明日。


翌日、すぐ近くのセブンイレブンで急速充電です。


今回の裏テーマ:

「そろそろ充電については、全く下調べなしでも大丈夫なのでは?」ですが…


どう考えても完敗でした。まだまだ全然ダメでしたね。こうなってくると、航続距離が短いEVを買うのは考えものですね。


今日はここまで。

これからもEVでお出かけです。ちょっとそこまで。






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